色鮮やか! ピーマン・パプリカの漬物
ピーマン・パプリカは緑・黄・赤・オレンジなど色とりどりですが、ピーマンとパプリカの違いは何でしょうね?
一年中美味しいピーマン・パプリカはどちらもナス科トウガラシ属の植物で唐辛子の辛味を少なくし食べやすくした野菜です。
緑色のピーマン(青ピーマン)は栽培の過程で、未熟なまま収穫したもので苦味と独特の香りがあります。青ピーマンが熟していくと、黄色・赤色に変化します。熟して赤色になったのが赤ピーマンです。一方、パプリカはピーマンより大型で、ピーマンよりも肉厚で完熟してから収穫し、甘味があり生食でもOKです。
(下記URL農林水産省-パプリカはピーマンとは違うのですか。を参考にしました。)
https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1908/02.html

今回はカラフルなピーマン・パプリカの漬物をご紹介します。
ピーマン・パプリカの栄養
ピーマン・パプリカは共にビタミンA・ビタミンE・ビタミンCが豊富です。
青ピーマンのビタミン類の含有量は100g中ビタミンAが400㎍(βカロテン当量)、ビタミンⅭが76㎎、ビタミンEが0.8㎍です。
一方、赤ピーマン のビタミン類の含有量は100g中ビタミンAが1100㎍(βカロテン当量)、ビタミンⅭが170㎎、ビタミンEが43㎍です。オレンジピーマンでも ビタミンAが630㎍(βカロテン当量)、ビタミンⅭが150㎎、ビタミンEが31㎍です。 (※赤ピーマン・オレンジピーマンは「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」で別名パプリカと表記されています。)
青ピーマンよりも赤ピーマン・オレンジピーマン(赤色・オレンジ色パプリカ)の方がビタミンの量が多いですね。
βカロテンは体内に吸収されると、ビタミンAに変わります。ビタミンAは皮膚や粘膜・特に目の健康の強化に効果があります。
ビタミンⅭは美肌効果に効果があります。 さらに、 ビタミンA・ビタミンE・ビタミンC は動脈硬化の予防にも効果があります。
いずれの数値も「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」から引用しました。
ピーマン・パプリカを漬ける
今回はパプリカとカラーピーマンのぬか漬をご紹介します。用意するのは青・黄・赤・オレンジピーマン各1個です。ピーマンを漬ける調味液も用意します。
ピーマンは半割にしてヘタ・ワタを取って、水洗いして水気を切ります。

ピーマンまたはパプリカ ———- 4個(約300g)
基本の調味液 ——————— 600ml
野菜や調味液の量はお好みで調整して下さい。
今回は、青ピーマン、黄色ピーマン、オレンジピーマン、赤ピーマンを使ってカラフルに漬けます。
もちろん、パプリカでも同じように漬けれます。
基本調味液レシピはこちらへ
ビニール袋にピーマン(パプリカ)と調味液を一緒に入れて、空気を抜いて口を閉じます。

冷蔵庫で保管し、1日漬込みます。ピーマン(パプリカ)の浅漬の完成です!

そのまま、かぶりついても良いですし、千切り、みじん切りにしても美味しくいただけます。サラダ感覚の浅漬です。
ぜひ、お試しください!
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