地方の漬物 べったら漬・福神漬 「東京都」

漬物情報発信の一環として、今回は東京都の漬物をご紹介します。

東京都はべったら漬・福神漬が有名です。

まずは、べったら漬からご紹介します。

べったら漬 漬物ルーム

べったら漬は大根を塩漬した後、砂糖・米麴等で味付けした漬物です。

漬物は基本的に塩味が主体ですが、べったら漬は甘いのが特徴です。

毎年10月19日、20日に東京の宝田恵比寿神社を中心に日本橋町、大伝馬町、堀留町にかけて「べったら市」が」開催されます。

べったら漬の店だけでなく、多くの露店が立ち並び東京の一大イベントになっています。べったら漬は、東京都の名産品になっています。

2020年はコロナウイルスの影響で中止になってしまいました。

次に福神漬をご紹介します。

福神漬 漬物ルーム

まず、福神漬の由来ですが、明治10年頃、「酒悦」というお店が東京の上野池之端の茶店で多種類の野菜を刻んだ漬物をお茶請けや酒のおつまみに出したところ、大評判になりました。

この漬物には7種類の野菜が入っていることと、店の近くに弁財天があったことから、七福神になぞらえて、福神漬と呼ばれるようになったそうです。
(村上昭子・小川敏男・上村泰子、日本の味 漬物300種、家の光協会、平成6年 より参考にさせて頂きました)

福神漬と名乗ってよいのは材料のルールがあり、農産物漬物の日本農林規格では

「だいこん、なす、うり、きゅうり、しょうが、なたまめ、れんこん、しそ、たけのこ、しいたけ若しくはとうがらしを細刻したもの又はしその実若しくはごま(以下「ふくじんの原料」という。)のうち5種類以上の原材料を主原料とし漬けたものをいう。」

と、されています。

福神漬は真っ赤な漬物のイメージがありますが、近年は自己主張しすぎないオレンジ色系統の福神漬も販売されています。

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