地方の漬物 花らっきょう漬 「福井県」
漬物情報発信の一環として、今回は福井県の漬物をご紹介します。
福井県は花らっきょう漬で有名です。

花らっきょうは福井県三里浜の砂丘地帯で栽培されています。
通常らっきょうは8月頃植え付け、翌年6~7月に収穫します。
一方、花らっきょうはさらにもう1年おいて、冬越しを2回して収穫します。植え付けから、足掛け3年経て収穫するので、三年堀とか三年子らっきょうと呼びます。
冬越しを2回させることで、らっきょうの根が小さく分球し、小粒で繊細な歯ごたえのらっきょうができます。
らっきょう漬は葉茎と根を落とします。

この作業は工程の複雑さから機械化できず、いまだに手作業で行われています。
小粒ならっきょうですが繊細な歯ごたえが根強い人気です。
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