福神漬の決まり事

福神漬といえばカレーライスです。

カレーライス 福神漬け 漬物ルーム

何気に美味しく食べている福神漬ですが、実は福神漬には決まり事があるのをご存知でしょうか?

今回はお漬物の名前・名称についてお話したいと思います。

一般的に野菜の漬物は農林水産省の農産物漬物の日本農林規格(JAS)によって規定されています。

ちゃんと決まりがあるんですね~。この基準により「ぬか漬」、「たくあん漬」「しょう油漬」…等々に分類されています。

たくさん種類があって、全部説明できないので今日は「福神漬」と名乗って良い条件をご紹介します。

まず、福神漬の由来ですが、明治10年頃、「酒悦」というお店が東京の上野池之端の茶店で多種類の野菜を刻んだ漬物をお茶請けや酒のおつまみに出したところ、大評判になりました。

この漬物には7種類の野菜が入っていることから、七福神になぞらえて、福神漬と呼ばれるようになったそうです。
(村上昭子・小川敏男・上村泰子、日本の味 漬物300種、家の光協会、平成6年 より参考にさせて頂きました)

農産物漬物の日本農林規格では農産物漬物の分類の中に「農産物しょう油漬類」というカテゴリーがあります。

農産物しょう油漬類の規定もややこしいのですが、要は野菜をしょう油ベースの調味液で漬込んだ野菜のことです。

福神漬はこの農産物しょう油漬類の内、「だいこん、なす、うり、きゅうり、しょうが、なたまめ、れんこん、しそ、たけのこ、しいたけ若しくはとうがらしを細刻したもの又はしその実若しくはごま(以下「ふくじんの原料」という。)のうち5種類以上の原材料を主原料とし漬けたものをいう。」

と規定されています。ちょっと難しい書き方ですが、要は福神漬の原料には5種類以上の野菜が必要で、しかもその野菜は上記のものしか使っちゃいけいということです。

さらに・さらには福神漬の香味・歯切れ及び肉質・色沢・糖度(糖度屈折計で)が25度以上であることが必要などなど・・・

まあ~規定が細かいこと!

原料の「なたまめ」なんてまずスーパーには置いてなく、ネットでしか見たことないですよね~?

他にも、「白菜キムチ」や「たくあん漬」などみなさんが聞いたことのある漬物の種類はほとんど細かい規定があります。

このくらい細かく決めないと、漬物の味・種類にばらつきがでるんでしょうね。

今度スーパーの漬物コーナーで福神漬のパックを手に取って、原材料の欄をご覧になってはいかがですか?どんな種類の野菜が入っているでしょうか?

今回は農林水産省のサイトを参考・抜粋させて頂きました。

https://www.maff.go.jp/j/kokuji_tuti/kokuji/k0001017.html

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